今後の運営体制について

全日制・定時制・通信制、それぞれの違いとは?通学方法や費用まとめ

ㅤ受験生になるとよく聞く全日制や定時制や通信制って一体何なのでしょうか?何が違うのでしょうか? ㅤ今回はその謎に迫ります。 (この記事は2017年5月17日に旧カナニュウ公式サイトに掲載されたものです。)

〇〇制は高校の通学スタイルの違い

  ㅤどうやら〇〇制というのは、高校にどのように通うかを表す課程の名前のようです。  

全日制

ㅤまず、全日制の課程というのは、ほとんどの学校に当てはまるスタイルで、朝登校し、昼授業を受け、その後部活動をするなどして夕方下校するというものです。

定時制

ㅤ一方、定時制の課程というのは、特別な時間帯に学校に通うスタイルです。 ㅤ元々は昼は働くので夜しか学校に通えないという人のためにつくられました。 ㅤ17:30頃に登校して21時頃まで4時限の授業を受け、その後部活動を1時間程度やって下校する形態が一般的ですが、中には全日制とほぼ同じ時間に授業をおこなったり、朝昼夜でそれぞれ授業をおこなったりなど、様々な時間帯の形態があります。 ㅤまた、定時制は一日4時限と授業が少ないため、ほとんどの学校で卒業に4年かかります。ただし、日数やカリキュラムを調整した、3年で卒業可能な学校もあります。 ㅤ卒業したときに与えられる資格は全日制と変わりありません。

通信制

ㅤ次に、通信制の課程です。 ㅤ通信制の学校は基本的に学校に通わず家で学習をするスタイルです。 ㅤ報告課題(レポート)、面接指導(スクーリング)、試験の3つの柱が学習のキーワードです。 ㅤまず1つ目のレポート。生徒は与えられた課題を先生に提出します。すると先生が添削をして返送してくれます。(赤ペン先生のような感覚ですね)科目ごとに通数が決められており、それをこなさなければなりません。 ㅤ2つ目のスクーリングは、決められた日に学校に通うものです。学校では先生から直接授業を受けます。ここで実技などのテストを行うこともあるようです。通う頻度は学校によって異なり、ひとつの学期につき数回だったり、週1回だったり、平日登校をおこなっているところもあります。 ㅤ最後に3つ目の試験です。試験は、決められた回数のレポートやスクーリングを終えると受験できます。合格すると単位の修得が認定されます。 ㅤ通信制も、卒業したときに与えられる資格は、定時制と同じく全日制で与えられるものと変わりありません。  

自分に合った高校を

  ㅤここまで3つ高校の課程を紹介しました。いかがでしたか? ㅤちなみに、平成29年度入学者選抜の合格者数で比べると、(※1) 全日制の課程が43,674人(約94.4%)、 定時制の課程が2,164人(約4.7%)、 通信制の課程が408人(約0.9%) となり、ほとんどの人が全日制の高校に進学することが分かります。 ㅤしかし、もっとも大切なのは自分に合った高校を選ぶことです。かかるお金もかなり変わりますから、保護者の方とよく相談して決めましょう。

▲全日制、定時制、通信制それぞれの受検料、入学料、授業料の違い(神奈川県より。平成29年度のものです。)

  ※1 神奈川県の公表している平成29年度公立高等学校入学者選抜実施結果をもとに共通選抜、同二次募集、定通分割選抜、同二次募集の合格者数を全日・定時・通信制それぞれで合計した人数です。また、カッコの中の数字はその課程の合格者数が合格者数の合計のうち占める割合を百分率にして四捨五入した値です。