これだけは知っておきたい!神奈川県公立高校入学者選抜、基本事項15

神奈川県公立高校入学者選抜を受けるなら知っておきたい、15のことがらについて、まとめました。
注意
このページは、平成30年度入学者選抜の募集案内をもとに作成されています。すべての情報は平成30年度入学者選抜時点であることをご了承ください。
全日制の志願資格

Q. 神奈川県の公立高等学校の全日制の課程に志願するにはどのような条件があるのですか?

A. 平成15年4月1日以前に出生し、平成30年3月31日までに中学校を卒業または卒業見込みの人(これに準ずると認められた人を含みます。)で、志願者とその保護者が神奈川県内に住んでいる場合(平成30年4月1日までに神奈川県内に志願者とその保護者が転居見込み等で神奈川県教育委員会教育長の承認を受けた場合を含む。)に志願できます。

定時制・通信制の志願資格

Q. 神奈川県の公立高等学校の定時制の課程または通信制の課程に志願するにはどのような条件 があるのですか?

A. 平成15年4月1日以前に出生し、平成30年3月31日までに中学校を卒業または卒業見込みの人(これに準ずると認められた人を含みます。)で、志願者が神奈川県内に住んでいるか勤務地が神奈川県内にある場合(平成30年4月1日までに神奈川県内に志願者が転居するか勤務地が神奈川県内になる見込み等で神奈川県教育委員会教育長の承認を受けた場合を含む。)に志願できます。

ただし、定通分割選抜には、志願時において、平成30年度国・公・私立高等学校(高等専門学校を含む。)に合格している人(入学手続きをしていない場合も含む。)は志願できません。

学区

Q. 神奈川県内に住んでいれば、どの公立高等学校へも志願できるのですか?

A. 県立の高等学校と横須賀市立の高等学校には学区はなく、県内のどこからでも志願できます。

横浜市立および川崎市立の高等学校については、原則としてそれぞれの市内を学区とします。

ただし、横浜市立の高等学校においては、横浜商業高等学校(別科を含む全学科)、戸塚高等学校単位制普通科音楽コース(全日制)、横浜サイエンスフロンティア高等学校および戸塚高等学校(定時制)は学区がありません。また、川崎市立の高等学校においては、全日制・定時制とも専門学科の高等学校は学区がありません。

なお、学区がある高等学校においても、学区外から入学できる人数の制限はありますが、学区外からの志願も可能です。

共通選抜

Q. 「共通選抜」とは、どのような選抜ですか?

A. すべての公立高等学校のすべての課程で実施し、学力検査(原則、全日制では5教科、定時制では3教科)および面接を「共通の検査」として実施します。また、各校の特色に応じて、総合的な能力や特性をみる検査として「特色検査」を実施する高等学校があります。

実施したすべての検査の結果と調査書の評定を資料とし、各校の特性や受検者の個性を生かせるよう、各校がそれぞれの取扱い比率を設定し、算出した数値により選考します。

なお、クリエイティブスクールと通信制の課程では学力検査は実施せず、クリエイティブスクールでは面接および特色検査(自己表現検査)を、通信制の課程では面接または作文を実施し、調査書と併せて総合的に選考します。

また、全日制と夜間以外の定時制の課程では募集定員のすべてを募集し、夜間の定時制と通信制の課程では募集定員の80%を募集します。

定通分割選抜

Q. 「定通分割選抜」とは、どのような選抜ですか?

A. 「定通分割選抜」は、共通選抜の後に夜間の定時制と通信制の課程で実施する選抜です。

定時制の課程は、共通選抜と同様、学力検査(3教科(英国数))および面接を実施し、特色検査を実施する場合もあります。実施したすべての検査の結果と調査書の評定を資料とし、各校が設定した比率により算出した数値を用いて選考します。通信制の課程は、面接または作文を実施し、調査書と併せて総合的に選考します。

なお、募集人員は募集定員から共通選抜の募集人員を差し引いた人員ですが、共通選抜の募集人員を満たしていない場合は、その人員も加えて募集します。

また、定通分割選抜および定通分割選抜の二次募集において、定時制と通信制の課程を同時に志願することはできません。

連携募集

Q. 「連携募集」とは、どのような募集ですか?

A. 県立茅ケ崎高等学校において茅ヶ崎市立と寒川町立の16中学校と、また、県立厚木西高等学校において厚木市立の13中学校と、県立足柄高等学校において南足柄市立と中井町立、大井町立、松田町立、山北町立、開成町立の9中学校と、県立愛川高等学校において愛川町立の3中学校と、県立光陵高等学校において横浜国立大学教育学部附属横浜中学校と、それぞれ連携型中高一貫教育を実施するために募集するものです。

共通選抜と同日程で実施し、それぞれの連携型中学校長から推薦を受けた志願者の中から選考します。なお、県立茅ケ崎高等学校と県立厚木西高等学校、県立足柄高等学校では、知的障がいのある人が連携型中学校長からの推薦の対象になります。

調査書

Q. 「調査書」とは、どのようなものですか?

A. 中学校が作成する書類で、学習の記録と中学校での活動等の記録が記載されています。

学習の記録の欄に記載されている2、3年生の評定については、選考の際に資料として使用します。諸活動の記録や所見欄等に記載されている内容については、面接の際の参考資料とします。

調査書の評定
選考において、調査書の評定が具体的にどのように扱われるかは別途記事にします。
選考基準

Q. 「選考基準」とは、どのようなものですか?

A. 各高等学校が各校の特色を踏まえ、実施する検査、選考の際のそれぞれの資料の扱い方および面接等の評価の観点を示したものです。

平成31年度選考基準
平成31年度選考基準はまだ発表されていません。発表され次第、カナニュウでもお伝えします。
重点化

Q. 調査書と学力検査の重点化とは、どのようなことですか?

A. 例えば「中学校での英語の評定を2倍」、「学力検査の英語の得点を1.5倍」などのように、特定の教科の中学校の評定や学力検査の得点に対して、2倍までの範囲で重みをおくことです。

調査書の評定は、各教科の[(第2学年の評定)+(第3学年の評定)×2]の数値を3教科まで重点化でき、学力検査の結果は2教科まで重点化することができます。

重点化の内容
重点化の具体的な内容は、選考基準に掲載されます。発表され次第、カナニュウでもお伝えします。
学力検査

Q. 学力検査はすべての学校で同じ問題ですか?

A. 全日制の課程と定時制の課程では異なる問題で実施します。 全日制では、5教科ともすべての学校が同じ問題で実施します。 定時制では、実施する3教科(英国数)についてすべての学校が同じ問題で実施します。

Q. 出題の範囲や内容はどうなっていますか?

A. 出題の範囲は、中学校学習指導要領に定める各教科の内容です。 「基礎的・基本的な知識及び技能」と、それらを活用して課題解決を図っていくための「思考力、判断力、表現力その他の能力」を中心に把握します。

Q. 各教科の満点や検査時間はどうなっていますか?

A. 共通選抜は、全日制・定時制とも、各教科の満点は100点、検査時間は50分です。なお、定通分割選抜では、各教科の満点は50点、検査時間は30分です。

特色検査

Q. 「特色検査」とは、どのような検査ですか?

A. 高等学校が共通の検査以外に各校の特色に応じて実施することができる検査で、学力検査や面接では測ることのできない総合的な能力や特性をみる検査です。その結果は選考資料の一部として活用されます。

Q. どのような検査がありますか?

A. 特色検査は、実技検査または自己表現検査で、次のような内容となります。

【実技検査】 与えられた題材のデッサン、口頭による英問英答、スポーツ種目の技能検査、楽器の演奏など、それぞれの高等学校の特色に応じた内容となります。

【自己表現検査】 与えられたテーマに基づくスピーチによる発表、指定したテーマについてのグループ討論、中学校までの学習を教科横断的に活用して設問に対する答えや考えの記述など、それぞれの高等学校で設定した内容となります。

追検査

Q. 「追検査」とは、どのような検査ですか?

A. 追検査とは、インフルエンザの罹患等、やむを得ない事情により一般募集(共通選抜)、特別募集及び中途退学募集における学力検査を受検できなかった志願者の中で、希望する者を対象として実施する検査です。

Q. 面接や特色検査の追検査は、実施するのですか?

A. 面接や特色検査の追検査は、実施しません。共通選抜の学力検査及び作文(定時制の課程において、作文をもって学力検査に代える場合に限る。)のみ実施します。

第2希望の志願

Q. 第2希望まで志願できるのは、どのようなときですか?

A. 農業、工業、商業および水産に関する学科を置く高等学校の専門学科を志願するとき、同じ高等学校に設置された同じ課程の別の学科(コース)を第2希望として志願できます。(ただし、同じ『○○に関する学科』の中の学科に限ります。)

例えば、『農業に関する学科』の中で、a科、b科、c科の学科がある場合、c科を第1希望とする際、a科またはb科を第2希望として志願することができます。

また、横浜市立戸塚高等学校において、同じ学科の別のコースを第2希望として志願できます。横浜市立横浜商業高等学校の別科も同様に第2希望の志願ができます。

県立横浜明朋高等学校と県立相模向陽館高等学校、横浜市立横浜総合高等学校、川崎市立川崎高等学校の定時制の課程では、同じ学科の別の部を第2希望として志願できます。県立相模向陽館高等学校の在県外国人等特別募集においても、同じ学科の別の部を第2希望として志願できます。

特別措置

Q. 受検にあたって特別な事情がある人への配慮はありますか?

A. 日本語を母語としていない人や障がい等により通常の受検が困難な人は、受検方法について申請することができます。

また、病気など特別な理由で中学校を長期間欠席した人は、選抜方法の取扱いについて申請することができます。

いずれの場合も、申請できる内容や申請するための条件があります。中学校の先生等とよく相談して、申請内容について確認してください。

私立・国立との併願

Q. 公立と私立・国立の高等学校等とを併願する(私立のオープン入試を含む。)場合に、注意す ることはありますか?

A. 公立高等学校は合格発表後の追加合格を行わないため、公立高等学校の合格発表の前に、入学を希望する私立や国立の高等学校等の合格が決まった場合は、公立の合格発表の前日正午までに、必ず志願(受検)した公立高等学校の志願取消の手続をしてください。

なお、共通選抜の二次募集、 定通分割選抜の二次募集については、志願時において、平成30年度国・公・私立高等学校(高等専門学校を含む。)に合格している人(入学手続きをしていない場合も含む。)は志願できません。