追検査受検者数7割減 神奈川県公立高校入試

神奈川県は2月20日、追検査を含む公立高校共通選抜の受検者数を公表しました。20日に行われた今年の追検査の受検者数は24人で、昨年の77人から69%の減少となりました。

インフル患者数に関係か

追検査は昨年から導入された、インフルエンザ等の理由により本検査を受検できなかった生徒のために用意された救済措置です。

【2019年度】神奈川公立高校入試「追検査」の概要や注意点まとめ

厚生労働省によると、共通選抜直前の2月4日〜2月10日の1週間、神奈川県内の教育機関で報告されたインフルエンザ患者数は1,665人で、昨年同時期の7,735人に比べると78%減少しています。この減少が追検査の受検者数の減少に大きく関係していると考えられます。

今年は各所でインフルエンザの記録的大流行が報じられていましたが、流行の開始が例年に比べて早かった分、早期に沈静化したため、入試への影響も小さかったようです。

制度周知で実質的には増加か

インフルエンザ患者数が78%減少したのに対し、追検査受検者数は69%の減少にとどまっています。このことから、追検査の受検を希望した人は実質的には増加したと言っていいでしょう。

追検査が初実施となった昨年の段階では、出題レベルや傾向などで不明な点が多く、追検査受検申請が億劫おっくうになっていた受験生も多かったと思われます。

しかし、今年は昨年の結果とともに制度の周知も進んだことで、受検希望者数の実質的な増加に繋がったようです。

神奈川県公立高校一般募集の合格発表は2月27日(水)に行われます。

参考 平成31年度神奈川県公立高等学校入学者選抜一般募集共通選抜等の学力検査等受検者数(追検査を含む)について神奈川県